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●レースは危ない?

【危ない橋?】

「オートバイなんて危ない!オートバイのレース??何云ってんの!?駄目だめダメー、ダメったらダメー!!」

と、親・妻・恋人・愛人や会社の上司にまで大反対されるかもしれません。

「いえいえ、実はロードレースってカラオケと同じくらい安全なモノなんです!」

…なんて云うのはドロボウの始まりです。やっぱり危険であるのは本当です。でも転倒したら必ず死んでしまうわけでもありません。実は私は上手く説明できないのですが、リスクがあっても、それ以上に魅力的なコトなんだと思います。(或いはそのリスクを間近に感じるから、よりリアルなのかもしれませんが、それは云っちゃダメなのかも。)その危険度をデータ化して、他の競技(趣味)と比較した資料があったとしましょう。その資料のランキング上位に入っているかもしれませんが、私はそれを見て「こんなに危ないのなら趣味を○○に変更しよう。」とは思えないはずです。
レースを知らない人からは「アブナイ橋」にしか見えないレースも、それにハマった人には「極楽の橋」なのです。

 

【危ないレベル】

「レースは危ない!」と怖がっているアナタ!「危ないレベル」が解らないから怖いのではありませんか?「オバケが怖い!」のは私も同じです。だって見たコトが無いし、何をされるか解りませんもの。ではレースはどれくらい危ないのでしょう?
ぶっちゃけた話、危なさ(ケガの確率)はその人によります。とことん攻めまくってコケるまでイかないと気が済まない人やカリカリの選手権ライダーなら骨折くらいは覚悟しておかないといけないかもしれませんが、1ヶ月以上入院するようなケガ以上の事は、そんなに頻繁にあるワケではありません。とはいうものの、起こる可能性がボーリングやゴルフよりは圧倒的に大きいのも事実です。でもコケなければ基本的にケガはしません。
また使うオートバイによっても、危険度は異なります。当たり前ですが、100km/hも出ない50ccクラスと300km/h位出る大排気量クラスのリスクは比較になりません。
うーん、、、極めて大まかではありますが、一般的な草レースだと、死んじゃう人はめったにいない、骨折する人はタマーにいる、ってレベルではないでしょうか。


いわゆるリッターバイク(1000cc)

リスク大>>>>>>>リスク小


いわゆるミニバイク(50cc)

 

【弁当と共に自分持ち】

誰も入院したくないし、自分が骨折するかも?なんて思いたくもありません。でもヤってしまった時に「やっぱりレースなんてするんじゃなかった…アイツにそそのかされたばっかりに…」

と思うかもしれないなら、自分が走るべきではないんでしょうね。昔から云われてるように、ケガと弁当は自分持ちって事でしょう。

 

【そんなレースが趣味として成立するのか?】

ズバリ、成立します!いくらかヤバい側面が無いわけではありませんが、色々な人が自分に合ったスタンスで、ケガの無い(少ない?)レベルで楽しむ事ができるはずです。その為には常識的なステップを踏んでいくことが必要だと思うのです。
今や一般的な趣味として認知されている「スキー」にしても、初心者にいきなり競技用の板を渡して「滑降」のコースを滑らせれば、きっとケガをするでしょう。オートバイだって同じだと思うのです。少しずつ上達して、速くなる、その過程を楽しめる、ステキな趣味だと思うのです。
ま、それでも正直云って、いわゆるホビーと呼ぶには色々な意味で覚悟が必要ですが常識から大きく逸脱しているようなモノでは決してありませんよ。

 

【説得ネタ?】

やはり周囲の人々の理解もある程度ないと活動しづらいと思われます。なかなか「大賛成」はしてもらえないかもしれませんが、「大反対」はいい気持ちはしませんよね。せめて「干渉せず」のレベルでないとねぇ。で、こんなネタで説得するのはどうでしょう?

うーん、、、どれもイマイチですねぇ。やはり、

 

【金銭リスク】

肉体的リスクと共に、金銭的なリスクも大きいのも正直なところです。
「レースなんて大金持ちしかできないんだ」と嘆いているアナタ!確かに大金持ちにしかできないレースもありますが、そうでは無いレースもありますよ!これまた人それぞれではありますが、節約しまくれば、年2回分程度の草レースくらいなら何とかなることが多いと思われます。選手権まっしぐらで金銭感覚がオカシクなり、借金まみれになった人も数知れずですが、常識と良識ある社会人が草レースに出るって話であれば、大丈夫でしょう。でもキャバクラ以上にハマりやすい業界なのでご注意を!?
とはいっても、一般的なサラリーマンであれば、他の趣味は諦める場合がほとんどかもしれませんね。

 

【サーキットのしきいは高い?】

肉体的にも金銭的にも、リスクは大きいかもしれませんが、どうにもできない程の事では無いと思うのです。確かにそれほど開かれた業界ではないので、しきいは高いかもしれません。でもサーキット走行会だけでは味わえない蜜が「ソコ」にはあります!「極楽の橋」を渡れば、桃源郷に行ける?それは知りませんが、橋の道中が「極楽」なのはお約束しましょう!橋から落ちる事もあるかもしれませんが、ソコは地獄かも!?(笑)

November/2002 by TCアニキ

 

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