●サテライトステージ2001 クリスマススペシャル情報

近畿スポーツランド 2001年12月23日


■ワンダーかんとくのレースレポート

さぶい。しかも暗い。でも趣味というものは強いもので12月23日は朝4時起きして京都は近畿スポーツランドで行われたはっぴいえんどさん主催による「サテライトステージ2001クリスマススペシャル」に参加するべく自宅を出ました。絶対他の用事ではこんなことできません。
サテライトステージはミニバイクによる耐久メインのイベントで同じくはっぴいえんどさん主催による「ルーツ・ザ・原チャリ」の上級イベントといったところ。でも、参加者が楽しめるといった点ではどちらも同じ。雰囲気も良い感じなのでレースを楽しみたい人や興味はあるけどフルコースはちょっとという方はぜひ参加してみましょう。
今回、ワンダーエナジーからこの大会に出場するのはスカトロではNS2クラスに参戦中の河口選手と今回ロードレース初参加のさわE選手の2名がNSR50でSTAGE2クラスに出場します。

さて、さぶくて暗いまま近スポに到着。この大会は1日で2時間の耐久レースが3本も行われるため朝の時間がタイトで、到着早々車検に向けて整備を開始します。もちろん周りは真っ暗で手元も満足に見えません。さらに今回はマシンの所有者である河口選手が年末なりにいろいろとあったようで、完全に準備不足。果たして車検終了までに整備できるのか!状態でした。
そのうち日も昇ってくる頃にはTC平野氏も合流して整備を開始したが、部品も道具も準備不足、さらには前代未聞の品質しかもちあわせていない安売りタイラップに足をひっぱられて思うように整備ははかどりません。

一方、思うように事が運ばない方が我々以外にもいました。それは主催者さんです。なんと会場は前日に雨やら雪やら降ったおかげでコース上あちらこちら凍結しているありさま。オフィシャルの皆さんは一生懸命氷を溶かしていましたが気温が猛烈にさぶくてあまりはかどらない様子。
結局、タイスケを大幅に遅らせて大会を行うことになり、遅れたタイスケによって我々は車検に間に合ったのでした。


現地到着直後
すでに後ろのさわE車(カムリ)は凍ってます


暗闇で準備。準備不足ですから・・・。

←やっと完成した

申し込み、車検、練習走行、ライダーズミーティングとあわただしく終わると予選なしで決勝です。タイスケが遅れた関係でレース時間は2時間から100分に短縮しています。我々の出場するSTAGE2クラスはこの日2つめの耐久レースなので出番はお昼過ぎからです。ということで、勉強のためにSTAGE1クラスの決勝を見てみましょう。基本的にレースは単車の速さとライダーの速さはだいたい比例することが多いのですが、この大会はそれが当てはまりません。旧車とKSR勢の走るSTAGE1クラスにも鈴鹿の猛者MGCさんやTIターミモディファイドレコードホルダーのDapoo!さんが走ってたりするので見ているだけでも勉強になります。でも防寒装備を特にしてこなかった足は凍結しそうです。来しなに昼食用として購入したおにぎりはすっかり凍結していました。

STAGE1クラスのスタート風景。
やっぱり寒そう。
コース上に砂が撒かれているはオイルでなくて氷です。

で、決勝。なのに準備不足は続きます。パドックからピットまでくる間に河口選手のグローブがどこかへ行ってしまったのです。仕方が無いので第2ライダーのさわE選手からグローブを借りてスタートします。STAGE2クラスはNSRとかTZMとかいわゆるミニバイクレーサーが出てくるクラスですので、やはり専門家は速いです。修行の一環である我々は順位争いにからむところまで行けずひたすら自己ベスト更新に努力します。おそらくトップ連中は46〜7秒台/周で周回しており、うちは河口選手で平均49秒台といったところでしょうか。ところでこの大会は46秒を切ったライダーには黒旗が掲示され、強制ピットインさせられてオフィシャルの指示によりエアウォークを疲れるまでやらされるというペナルティーがありますが、今回は誰もやっていなかったようなので多分トップタイムは46秒台だったんでしょう。

今回ヘルパーを買って出てくれたTC平野選手はサインボードも出してくれますが、基本的に良いタイムだけしか表示しません。ラップが50秒を超えると即「UP」のサインが出されます。周遅れとからんだとか言い訳は一切無しです。勝負の世界はキビシイのです。

レースは100分なので戦略としては25分×4でいくか50分×2で行くかといったところで、まずは河口選手に走らせてみて25分経過時に交代するかどうかサインを送ってもらい作戦決定としていました。さて25分を経過したようです。河口選手はまだまだやる気まんまんなのでこのまま交代せずに行くことにしました。初レースでいきなり50分のレース走行を強いられることになったさわE選手はちょっとびびっているようです。


最終コーナーを立ち上がる河口選手
結構迫力あります。


ストレートを駆け抜ける河口選手
前見てないね。

転倒もなく無事に50分が経過し、いよいよさわE選手のレースデビューです。結局河口選手のグローブは出てこなかったので、MGCさんにグローブを貸していただくことになりました。MGCさん感謝感謝です。
見ている方は猛烈にさぶいのですが、単車から降りてきた河口選手は猛烈な勢いでゆげを身体から発しています。結局、河口選手のベストは48秒中盤が1ラップ。ほとんどが49秒台で油断すると50秒を超えてしまったようです。


ライダー交代前のさわE選手。


はい。ライダー交代。

さて、注目のさわE選手。もともとはもっと早い時機にレースデビューするはずだったのですが、練習としてサーキットデビューを果たした昨年春の猪名川サーキットでほとんど走ることも無くいきなり転倒!腕を骨折!家族と職場の手前、今日まで謹慎していたのです。
初挑戦の割にはラップを重ねる度にラップタイムは良い調子で詰まります。ラップライムも河口選手とそう変わらないのでボードを出すTC平野選手はちょっとでもラップが落ちると「UP」サインで行け行けです。それに答えるようにさわE選手は一時48秒台を連発していきます。でも、レースなれしていない分、なかなかうまく先行車をパスできないような場面もあり、そうなるとラップは如実に落ちてしまいます。


最終コーナーを立ち上がるさわE選手
前を走ってる方ね。


ストレートを駆け抜けるさわE選手

なんやかんやでさわE選手も持ち時間50分を走りきり、終盤にはチームベストの48秒2まで記録してゴールです。とりあえずゴールはしたものの、上位6位以内でないために電光表示盤には表示されず、果たして何位でレースを終わったのか全然わかりません。後日リザルトは郵送されてくるのでしょう。まあ、出場した2人の選手については概ね満足できるリザルトだと思いまし、反省すべき点は個々でしっかりと把握していると思いますので、まずは良かったとしましょう。出場した選手のお二人さんはご苦労様でした。また、寒い中、朝から精力的にお手伝いいただきましたTC平野選手もご苦労様でした。

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■大会までの新着情報

■18/December/2001:新着情報

◆ワンダー エナジー参戦体勢発表!

すっかり今年の忘年会も終わり、シーズンもすっかり終わっていたつもりだったのですが、まだまだやりますワンダーエナジー!ということで、はっぴいえんどさん主催による【サテライトステージ2001 クリスマススペシャル】に出場しちゃいます。当日会場で見かけたら声でもかけてください。よろしくお願いいたします。

◆いきなりタイスケ発表

時間

内容

 6:00頃

開場

 7:00〜 8:30

選手受け付け&車検

 7:30〜 7:45

STAGE1クラス 練習走行

 7:45〜 8:00

STAGE2クラス 練習走行

 8:00〜 8:15

レディース&おやじ 練習走行

 8:15〜 8:35

キッズ、ジュニア練習走行

 8:40〜

ライダーズミーティング

 9:00〜11:00

STAGE1クラス 2時間耐久決勝

11:15〜11:45

キッズ、ジュニア スプリント決勝

12:00〜14:00

STAGE2クラス 2時間耐久決勝

14:20〜16:20

レディース&おやじ 2時間耐久決勝

16:40〜

表彰式・ジャンケン大会

1日で2時間耐久を3本!すげー日程だ。

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