特別編 特別編
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７月１０日が三木、１週おいて７月２４日が下市、また１週おいて８月７日が今回の名阪です。いやぁ、なかなかハードな３連戦です。
【当日のパドック】 レース日の朝にコースに到着すると、なんだかパドックはガラガラです。今年の３月の方がよっぽど混んでました。参加台数が かなり少ないようです。
【練習走行】 やはり全クラスで予選は無いようです。練習走行を走ろうと予定時刻の少し前にコースに向かうと、既にコースインしていました。出遅れたー！ で、そのまま走り出しました。距離が長いコースなので、色んな人と一緒になる事もなく、様子を見つつ走っていました。そのうち速いライダーに抜かれだしました。おっ！＃１０３宮本さんだ！後ろを付いていくコトにします。宮本さんは適当に様子を見ながら走っているようですが、ワタシは一生懸命です。そうこうしているウチに練習時間が終了。 走行後、宮本さんに 『さっきの練習走行はどの位のペースでしたん？』 と訊くと、 「そうですね、２割位のペースかな。」 ……そうでしょうね、、やっぱりそうか、、宮本さん２割ｖｓワタシ９割で同ペースのようです。。
【ＮＢ２決勝】 午前中にＮＢ２決勝です。スタートクジは、、忘れましたが、けっこうビリの方だったはずです。 （オレの実力ではココからズルズル下がっていくのかなぁ。。） と思いつつ走っていると、どうやらワタシのペースでこの集団に付いていけます！それどころか、ワタシの方が速い場所さえあります。（予想していなかっただけにチョット、いやカナリ嬉しかったりして。）ワタシの前の２台は、１コーナー後のダブルジャンプを飛ばないのですがワタシは飛べるのです！ （お？これはまだまだ前に行けるぞ！！） 単純なワタシはすっかりソノ気です。とは云うものの、どこでも抜いていけるワケでもなく、ジャンプ以外は付いていくのが精一杯のようにも思えます。コーナーで離された分をダブルジャンプで詰めているだけのようにも思えたりして。。 ある周、前を走る＃８０松田選手はダブルを飛ばないので、アウト側を飛んで抜きました！やったー！！ところが、、次の左コーナーが遅いのでイン側から抜かれてしまいます。いつものコトながら情けないワタシ。。 『抜くよー！！』 と叫んだりしてみましたが、抜くほどの速度差は無く、付いていくだけになり、恥ずかしい思いをしたりしました。 （前の選手は絶対に抜ける！） 微塵の疑いもなく、どこで抜こうかと思っていました。早く抜かないと、その前を走る選手がドンドン離れていくのです。（←白状します、どうせバテてしまうくせに、こんな勘違いをしていました。。） （ヨシ、ココだ！！小さな２連をイン側で飛んで並べば、次の右コーナーで抜ける！） そう思って、イン側で飛びました。ジャンプの斜面から離れた瞬間、後ろがグーンと持ち上がってきます。前転に向かう挙動です。 （うわっ！ヤバイ！！！だけど、何とかイケるはず！！） コケるとは思っていませんでした。前輪で着地して、何とか持ちこたえて、先行の選手を抜けると思っていました。ところが、着地と同時にハンドルが切れて、前に飛んでいってしまったようです。（よく解らないのですが、そんな感じです。） コケてすぐに起き上がると、上半身がとても痛くて、息ができません。ウンウン唸りつつ単車に跨り、エンジンを始動しようと、キック！キック！キック！…かかりません。単車がコースの真ん中だった為、オフィシャルから端に寄せるよう指示がありました。ヒーヒー云いつつ端に寄せ、またまたキック。その間、何人かの選手に抜かれます。これでビリ確定でしょう。。トホホー、やってしもたー。。
【昼休み】 レース後、パドックに戻り、単車と体のダメージを確認すると、単車は無事なようです。ところが、体がとても痛いのです。このままでは午後のレースなんてとんでもありません。イスに座っているだけでも痛くてたまらないのです。とりあえず冷やすとイイらしいので、冷やすコトにしました。（ドライアイスや氷を下さった皆さん、どうもありがとうございました！） 「これは折れてるで！トットと病院に行ってこい！」 なんて云われると困ってしまうのですが、何人かの人のアドバイスを訊くコトにしました。概ねこんな回答でした。
訊く人を選んだだけあって、イイ助言ばかりです。ま、訊く時に 『折れてないと云ってね！大丈夫だと云ってね！頼んまっせ！』 の前置きが必ずあったので、誘導ありの回答ではあります。大丈夫だと云ってもらわないと、弱気になってしまいそうだったのです。 「俺が折った時は、そんなに痛くなくて、自分で運転して帰って、病院に行きましたよ。でも入院して手術でしたわ。はい、コレが入れてたピン！」 面白くないコメントだなぁ！おまけになんでわざわざピンまで持ってきてるんだ？縁起でもない、こんな回答は削除！！ とりあえず大丈夫だ、との回答ばかり（？）だったので、午後のレースにも出るコトにします。走りだしたら痛みを忘れるかもしれませんが、もし痛かったら恐いので、痛み止めのクスリも飲んでみました。
【ＮＢ１決勝】 とりあえず走り出したら痛くなくなるコトを祈りつつ、よーい
ドン！おっ！？今回は良いスタートです。１コーナー手前で２位です。１コーナーで、速い選手（たしか＃３６新城くん）が水溜りを通った時に泥水がゴーグルにかかり、視界がなくなりました。少しアクセルを緩めてしまい、２台（？）に抜かれてしまいました。ま、いいや、ここから頑張るぞー！ （悲しい。。オレ、もっとイケるはずなのに。。） そう思いつつ、半泣きでの走行です。でも１コーナー後のダブルジャンプだけは必ず飛ぶことにしました。遅いなりに、ワタシがモトクロスをしている、せめてもの主張なのです。（実はこの場所に仲間がいて、カメラを構えていたのを意識していた、、のはナイショです）
【ＮＢオープン決勝】 ＮＢ１の後、１レースをはさんですぐにＮＢオープンがあるので、仲間にスタート地点まで単車を持ってきてもらってました。もちろん当初は出走するつもりでした。ですが、、心に迷いが現われました。走るか、やめるか、３分程かなり悩みました。そして結局リタイヤするコトにしました。ヘタクソなりに自分の実力が出せないなら、やっぱりやめておこうと思ったのです。スタートを断念するコトはとても辛い決断でしたが、遅いなりに一生懸命走れないのはもっとツライと思ったのです。それと走ってみて、やっぱり鎖骨が折れているようにも思えたので、ここは大事を取ろうとも思ったのです。
【鎖骨】 帰宅後、病院に行くと、残念ながら鎖骨はポッキリ折れていました。（実は少し予想してました。）ただ幸いなコトに、手術は不要だそうです。鎖骨の場合はギブスでキッチリ固定するコトができないそうです。骨はうまくつながるのだろうか？と不安になります。 とにかく治るまで、しばらく安静にします。。本当にトホホです。思いおこせば５月の連休は手首骨折で練習できなかったのですが、８月の盆休みも練習できません。せっかくの休暇を有効活用できないのは非常にツライトコロです。もっとツライ事が色々とありそうですが。。（泣） ま、１シーズンに２回も骨折すれば、来シーズンはきっとケガ知らずだと思われるので、その意味では安心です。（←根拠はありません）とりあえず今のケガを治したい、まずはそれだけです。。（涙）
【レースのまとめ】 今回、もっとダメダメかと思っていましたし、ビリ独走も覚悟していました。でもＮＢ２で何人かとバトルするコトができて、その意味では少し自信になりました。 コケやすいジャンプを上手に、コケないように走れるように練習していきたいと思います。それにしても いつもジャンプでケガしてるなぁ。ジャンプって嫌いじゃないんだけどなぁ。。
【骨は折れていなかった！？】 ワタシも一応、飯を食うため（遊ぶため？）働いています。その職場では世にも不思議な出来事が起こっていました。なんと、職場ではワタシの鎖骨は折れていないのです！！もちろん右腕が使い物になるワケはありませんが、それは「骨折」ではなく、「サンジュウ肩」と呼ばれる生活習慣病だったのです。 それは定説なのです。たとえ医者が『鎖骨骨折』と診断してても、ワタシが通勤時だけ鎖骨バンドをしていても、です。いい年した社会人のオッサンが一年に２度も骨折することなど、決してあり得ないのです。 「なんや？その腕は？また骨折したんか？」 『いいえ違います、ある日曜日に突然、右肩が上がらなくなりました。ワタシも３０代半ばを過ぎたので、これはサンジュウ肩と云う生活習慣病です。ま、肥満や高血圧 糖尿病と同じようなものです。困ったもんですねえ、ハハハハー。』 …職場で白い目で見られているのは気のせいに違いありません。皆さん、この手の生活習慣病には厳重な注意が必要です！繰り返すとモトクロスが出来なくなるばかりか、飯を食えなくなります。くれぐれもご注意を！！涙
２００５．９ ＴＣアニキ |
