特別編

'06近畿モトクロス選手権シリーズ第9戦

オートランド生駒 2006年8月20日

■参戦レポート:06年近畿選手権第9戦 オートランド生駒(06年8月20日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

盆明けですが、夏真っ盛りのとても暑い日曜日でした。こんな日はクーラーの効いた部屋で高校野球でも見ながら、ビール飲んでソーメン食ってグータラしてればイイのに、なぜかモトクロス〜!笑

 

【練習走行】

結構走りなれてるコースのハズなのですが、いつものバンクが無かったり、ウープスができてたりで、なんだか感じ良く乗れません。実はこれまでの練習からもイマイチ乗れてないのは解ってましたが、やはり。。といった感じです。でも、ま、ガンバロっと。

 

【NA2決勝】

結果:『18位』

クジは良く4番!イイ場所に入れました。隣は#228カズキくんなので、やっぱりイイ場所なんだと実感!

よーいドン!で出ると、お?おおぉ??反応が良かったみたいで、視界に誰も見えません。そのままシフトアップー!おー!!まだ誰も見えません。ところが1コーナー直前、アクセルを緩めた瞬間、いきなり右から左からズバズバ数台に前に行かれました。さすがに皆速い!(なおワタシは「オレはカズキくんの前を走ったコトがあるんだゼ!」といつまでも自慢します!それがスタートから数秒の出来事で、おまけに必ずラップ遅れにされてるコトは当然ナイショです。。)ホールショットならぬホールチョットでしたが、それでも4位くらいで1コーナーに入りました。こんなにイイスタートはNAでは初めてかも!ウレシー!

1コーナーを過ぎて全開〜!しかしココでなんと!エンスト。。完全にエンジンが止まってしまいました。追突されるのが恐くて、ビクビクと惰性で進みましたが、ジャンプの上り坂で停止してしまいました。幸い誰にも追突されず、全車が走り過ぎました。単車を降りて上り坂をバックして、エンジンをかけてみると、どういうワケかすぐにエンジンがかかります。壊れてしまってて、もうエンジンはかからないかも、と思ってたので少し驚きつつ、再発進。

走り出すと、2コーナーで2台が絡んで転倒してます。気を取り直して走りますが、なんだかウマく走れません。さっき転倒してた#75森選手が後ろから近づいてきました。グングン一気に差を詰められて、アッサリ抜かれました。自分なりに懸命に走っていると、折り返したトキ、前に#23やっさんが見え始めました。追いつきたいぞー!と思い、追いかけますが、なかなか追い付けません。その内 周回遅れにされ始め、体力が売り切れ、前からは離され、そのまま。。

 

【NA1決勝】

結果:『7位』

今度もイイスタートがしたいぞ、と思いつつヨーイドン!前輪が上がってしまい、少しアクセルを戻したので、出遅れてしまいました。前は#197田口さんで、その前は#09山本さんです。2人とも旧トリプルを跳ばないのですが、コーナーが速く、付いていくだけで必死です。序盤、田口さんは山本さんを抜いていきました。田口さんはペースを上げていき、山本さんは付いていこうとしています。ワタシは、、、ついていけません。2人は見えなくなってしまいました。

中盤、後ろから#71渡部が追い付いてきました。もちろん「ハイドーゾ」と前に行かせるワケにはいきません。このまま前でゴールしたいトコロです。一度抜かれたりしましたが、目の前で後輪を滑らせてバタバタしてるので、もう一度抜き返したりして、ゴチャゴチャやってました。そして、後ろからさらに1台が追い付いてきました。それは#23やっさん!

終盤、渡部はワタシを抜き去るのに成功し(泣)、逃げて行きました。そしてワタシはやっさんとランデブーです。ワタシのペースが遅いため、やっさんはアチコチで抜こうとしているようです。ワタシとしては、何とかこのままチェッカーを受けたいトコロです。醜くバタバタとインを守って必死で走り、そのまま前でチェッカー。

(やっさんは旧トリプルのダブルのみならず、1コーナー後の小ダブルも跳ばなかったと本人からも見てた人からも聞きました。ワタシはどちらも全〜部、跳んでました。なのに。。)

 

【NAオープン決勝】

結果:『15位』

いいクジだったので、真ん中あたりのグリッドに入りました。右隣は#228カズキくん(また隣!)、左隣は#06藤田選手です。若い選手に挟まれてチョット緊張。(←ウソ、いつもキンチョー)そしてヨーイドン!

スタートの反応は悪くなかったと思います。でも左右隣の選手はサスガにとても素早い反応です。ワタシは左隣の藤田選手とギリギリの距離で加速しました。藤田選手の単車の一部がワタシのクラッチレバーを前に倒しつつ、前に出ていきました。この日、折れにくいらしいピボット式?クラッチレバーを使ってたので、「あ!このレバーで助かったかも!?」とこの瞬間思ってました。

ここから一瞬の出来事なのですが、目前に倒れた単車が現われ、ワタシはそこに突っ込んで転倒してしまいました。地面に落ちて、フと見上げるとワタシの単車がワタシに向かって縦向きに降ってきています!踏まれるのはイヤなので、腕で単車の方向を変えました。コケた単車を起こしていると#88森居選手が何か叫びながら素早く再発進していきました。周囲を見ると、どうやら藤田選手、森居選手そしてワタシの3台が絡んだクラッシュだったようです。藤田選手は左脚にかなりのダメージがあるようです。身振りから察するに、きっと折れてるのでしょう。。

ワタシはキック2回で再始動し、再発進しました。左手の親指付け根と右ヒザが痛いのですが、どちらも折れてる雰囲気は無さそうです。単車のハンドルは曲がっている感じがします。

やはり、これだけ遅れると誰も見えません。諦めずに走ってるつもりなのですが、誰にも追い付かず、トップには2回もラップされる始末です。。

ラップ遅れにされるトキ、上位陣が走るラインを見ると、ギャップを避けた走りやすいトコロを走っていました。さっそくマネしました。色々と考えながら走ってるんだなぁと改めて実感しました。そのままヨタヨタとチェッカー。

 

【まとめ】

よく解らないエンストがあったり、スタート直後の多重クラッシュがあったり、何よりもワタシのペースが遅かったので、なんだかとても悔しい一日でした。ま、いつも通りかもしれませんが。

そしてコースサイドから何人もの人に応援してもらい、色んな人とお話できて、なんだかとっても楽しい一日でした。これまた、いつも通り?

2006.8

TCアニキ

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