特別編 特別編
【この日のトピックス】
今回から仲間が一人増えました。ワタシのシェルコを仲間のヨッサンが買ったので、今回がデビュー試合なのです。ヨッサンは云っています。
ヨッサン：「オレ、まだ１ヶ月ちょっとしか練習してない超初心者なんだけど、もう試合に出てもイイのかなぁ。。」
ワタシ：『まーったく大丈夫よ！オレも最初はそう思いつつファミトラに出たんだ。ファミトラのビギナークラスってのは経験１ヶ月で出るのが普通なのよ。大丈夫、これまでの過去問題をいっぱい練習してきたし、きっとそこそこイケるよ。』
ヨッサン：「そ、そーだとイイんだがなぁ。。」
そんなコトを云っていました。
【当日朝の出来事】
朝、皆がウォーミングアップで走っているトキ、何だか不安そうな表情の２人組みの人がいました。たぶん亀岡には初めて来られたんだと思います。話かけてみると、やはりそうでした。同じ初心者なので、よく解るのです。お互い、今日は楽しみましょうねー！
【ワタシの意気込み】
実はワタシ、今回のファミトラでビギナークラスの表彰台に立ったら、もうビギナークラスを最後にしようと思っていました。オールクリーンで行きたい、とさえ思っていました。さらに白状すると、勝ちたいとさえ思っていました。ま、そうは問屋が卸さないのは世の常ですね。
【パーティ組み】
ファミトラは何人かで組みを作って、その組みで採点するのですが、今回は誰と組むのかなぁ。と、何となく気になっていたのですが、ワタシは組みを作る直前に、どうしてもトイレに行きたくなったので、ライダースミーティングを抜けて、５００グラム程、体を軽量化しました。
そして帰ってくると、朝にお話したお二人と、サダオヤヂ、ヨッサンそしてワタシの５人で組みになるコトになっていました。これはトライアルのカミサマの配慮に違いない！今日はヨロシク〜！と挨拶をすませると、サダオヤヂが「ハイ」とボールペンと採点カードを手渡してきます。なるほど、ワタシにこの組みでのオブザーバーをやれってコトですね。はーい、りょーかい！
【セクション走行開始】
こうして５人でセクションを回り始めました。朝のお二人は実の兄弟だそうで、ここではＹ兄弟とします（笑）。初めて亀岡を走るとは思えないほど上手です。特にＹ兄さん！天才かもしれません。（結果は５位！スゴい！！）サダオヤヂはやはり何度か足を出してしまっています。
そして圧巻はヨッサンです。ほとんど足を出しません！ワタシが採点しているだけに、全ての点数を知っているのですが、ミスを重ねているワタシよりも良い点数なのです！ワタシは密かに焦ります。
（オイオイ、こいつはヤバいぞ。。マジで負けてしまうやん。。）
こんなコトを思いつつ、セクショントライを続けていました。
【最終セクション】
最も難しい、第３セクションを最後にしました。ここをイイ点数で抜けないとヨッサンに負けます。ヨッサンは飄々と上手に走りきりました。そしてワタシの番です、気合い入れてセクションに入りました。心拍が少し上がりました。
（良くてクリーン、悪くても１点で抜けるぞ〜！負けないぞ〜〜！！）
・・・しかしダメでした。３点でした。。負けました。正直に云います。
『参りましたー！！』
全セクションを見ましたが、確かに安定した走行でした。スケベ根性を持つとウマく走れない事も良く解りました。
ところがヨッサンは、ひとまず嬉しそうではありますが、勝ち誇った気持ちでは無いようです。
「オレ、ステアとか全く行けないもん。。今日みたいなセクションでなければとても走れないし、皆に勝った気がしないなぁ。」
確かにそうかもしれないけど、同じ条件で最も良いスコアだったし、ホントにお見事！
【結果】
●ヨッサン：１位（２６台中）
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●サダオヤヂ：１４位（２６台中）
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●ワタシ（ＴＣアニキ）：２位（２６台中）
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２００７．３
ＴＣアニキ
