特別編 特別編
■ＴＣアニキによる参戦レポート
この日は猪名川サーキットでの試合に出るコトにしました。亀岡以外での試合は初めてなのですが、それ以前に猪名川を走るのが２度目なので、ややキンチョーします。とはいえ、先週の選手権と異なり草大会なので、比較的リラックスした気分ではあります。
そして迎えた当日の朝、起床すると大雨です。サダオヤヂと約束してたので一応現地に向かいますが、約束をしていなければグータラのワタシは極楽の２度寝を貪っていたに違いありません。
【当日の朝】
（こんな大雨の中、わざわざ出場する人なんて…）はい、杞憂でした。当日エントリーの人は沢山いるのです。こんなドシャブリなのに、皆さん病気ですねー、もとい、好きですねー。
着換えるコトもなく、エントリーをするべく本部のテント前を傘を差しつつウロウロしていると、
「まいどー、おはよーございますー！」
と後ろから声を掛けられます。誰だ？と思い、振り返ると、、で・出た〜！アグレッシブ中村さん！！既に着換えて、単車に乗って練習を始めています。雨は絶好調に降り続いていますが、トライアルという名の熱病に侵されてしまうと雨さえ気にならなくなるようです。くわばらクワバラ、感染には気をつけなければ！
参加クラスは“選手権チャレンジ”級って説明の“いてクラス”にしました。
【競技スタート】
この大会は各セクションにオブザーバーがいるスタイルです。のみならず、時間別スタートで全日本みたいです！おまけにスタートの際、カワイイ女性が旗を振ってくれて、黄色い声で
「ガンバッテ〜〜」
なんて云ってくれるワケですよ！もちろん、全ての女性は関係者の彼女だったり、ショップの娘さんだったりするのは解っています。仕組まれた演出だってコトも当然、解っています。しかしですね、それでもやはり嬉しいワケですよ。思わずニヤニヤしそうになるのですが、
（いかんイカン！ここでニヤニヤしたら、スケベなオヤジだとバレてしまう！ニヒルでシブい、ダンディーな大人のフリをしなければ！！）
と考えはするものの、シブい表情をしたコトが無いし、ダンディーの意味すらも解らないので、ニヤニヤを何とか回避して、ニコニコ程度になっていたハズです！？（鼻の下は伸びていたかも。。）
採点カードはパンチャーで穴を開ける方式で、かつ毎ラップ交換と、やはり全日本みたいです。
【セクション走行中】
基本的に初心者向けのセクション設定らしいので、ワタシのレベルでもビビりまくるようなモノはありませんでした。（ビビったモノはいくつもありましたが。笑）ただ雨でツルツルだし、木の根は滑るし、石はゴロゴロ動くし、キツイ坂はあるし、と、非常に楽しめました。まだまだ余裕が無く、オブザーバーの方に
「動きが固いよ！もっとスムーズに！！」
とアドバイスされたりしました。そうなんだよなぁ、ギクシャクしてるもんなぁ、オレ。
１ラップ目の終盤、あと１セクションを残して、ここまで減点１とワタシにしてはイイ感じです。採点カードをオブザーバーに渡すと、そこにはスーパー（←ＩＡスーパーのコトを皆はスーパーと略して称します）の田中選手！そして、こう云ってくれました。
「すばらしい点数じゃないですか！頑張ってくださいね。」
きょ、恐縮です。キンチョーしちゃいます。
そして迎えた１ラップ目の最終セクション（←第３セクション。第４セクションがスタートだったので。）は見るからに難しそうです。何台か前を走る中村さんが坂を上ったトコロにある木のターンで転倒して５点となりました。それを見たワタシは安全策を取り、何とか３点でセクションを脱出しました。減点を少なくって云うより、とにかく脱出って感じなのは情けないハナシです。
【結果】
●サダオヤヂ：１８位（２９台中）
1ﾗｯﾌﾟ目 １３
2ﾗｯﾌﾟ目 １５
3ﾗｯﾌﾟ目 ６
総減点３４、クリーン数１５
●ワタシ（ＴＣアニキ）：７位（２９台中）
1ﾗｯﾌﾟ目 ４
2ﾗｯﾌﾟ目 ４
3ﾗｯﾌﾟ目 ６
総減点１４（クリーン数２２）
ワタシに関しては上出来の結果だと思います。でもポカ足がいくつもあったのは反省材料です。サダオヤヂはポカミスが多かったのでしょう。３ラップ目に６点で回れるのですから。そして大先輩の中村さんは６位でした。５点を喰らっているのに、サスガだなぁ。
【まとめ】
日頃、亀岡トライアルランドで走るコトが多いので、違うコースだとまた違った感じになるのが良く解りました。
それにしても猪名川サーキットのアスファルト路面のサーキットは、その昔に何度も走ったコトがあるのですが、山の中にトライアルコースがあったなんて、全然知りませんでした。でもサダオヤヂは知ってたそうです。そういえば確かに１０年以上も前から「いつかはトライアル」みたいなコトを云ってたなぁ。
２００７．７
ＴＣアニキ
