特別編

ウイナーズカップ第2戦

トライアルパーク神(じん) 2007年7月22日

■TCアニキによる参戦レポート

【試合には出るの?】

今回の会場のコトは初めて知りました。(ま、今のワタシは亀岡と猪名川しか知らないのですけどね。)トライアルパーク神は兵庫県豊岡市にあるそうなのですが、その町にさえ行ったコトがありません。かなり遠いみたいだし、日程の調整も難しい感じだったので、当初は試合に行かず練習日にしようと思っていました。

 

・1週間前の日曜日

ワタシ:『ウイナーズの2戦目、どーする?』

オヤヂ:「遠いし大変じゃん。おまけにナミタさんが設定するセクションの試合でしょ?恐いよ。。練習にしようよ。」

ワタシ:『そやね、そうしよう。』

 

・5日前の火曜日

ワタシ:『今週末のアナタの行動を以下の選択肢から選んでください。

  1. 遠いし恐いし、今回のウイナーズはスルーパス。練習日にする。
  2. 遠いし恐いし、今回のウイナーズはスルーパス。自宅でノンビリする。
  3. ウイナーズに出場。前日から現地に行き、現地で練習する。
  4. ウイナーズに出場。当日の早朝、出発。
  5. トライアルをヤメちゃう。単車はアナタにあげる。

さぁ、どれ?』

オヤヂ:「1番だって既に決まってるんじゃないの?どーゆーコト??」

ワタシ:『5番じゃないなら興味なし。では。』

オヤヂ:「おいおい意味が解らんぞ!どーゆーつもりだ?」

 

・4日前の水曜日

ワタシ:『仮にね、万が一だけどね、オレがウイナーズに出るコトになったら、どうする?

ま、とりあえず、以下の選択肢から選んでください。

  1. そんな勝手なヤツとは絶交だ。オレは亀岡で練習する。
  2. そんな勝手なヤツとは絶交だ。だから一緒に行く。
  3. 絶好の機会だ。最初から行くつもりだった。一緒に行こう。
  4. トライアルをヤメちゃう。単車はアナタにあげる。

さぁ、どれ?やっぱり4番??』

オヤヂ:「(…やっぱりコイツ、ソノ気だったんだな…)な?なんだと??回答は2番だ!オマエが行くならオレも行くに決まってんだろ!黙って行ったりしたら許さんぞ!!」

ワタシ:『そっか。じゃ金曜に連絡するわ。仕事の都合がまだ解らんのだけどね。』

 

・2日前の金曜日

ワタシ:『明日、どこに集合?』

オヤヂ:「オイラのハイエースで一緒に行くから自宅で待つ。」

こうして行くコトになりました。

 

【試合前日の下見と練習】

何度も道に迷いながら、14時頃に現地に着きました。そしてセクションを下見しつつ、走ってみました。案の定、慣れていない土質や草なんかに翻弄されまくります。明日の苦戦がミエミエです。
明日は全9セクション×3ラップでの試合だそうです。「デカい岩越え」はほとんど無いのですが、「激しい上り坂」や「木の根」などがタップリ含まれた、走り応え満点な雰囲気がプンプンのセクションばかりです。

(こんな坂、上れるんだろうか。。失速したら、確実に落ちるな。)

と不安になる坂が一杯あります。とても歩いて上れない傾斜角なのです。岩も斜めだったり濡れてたり、コケがビッシリ生えてたりします。

(この岩は滑るぞ、コッチの岩はひっかかったら5点だな。。きっと落ちるな。)

と、想像に難くない岩も何個もあり、青くなります。ま、明日はガンバロー!

 

【宿泊】

久しぶりにテントで宿泊しました。夜中に雨が降っていたみたいですが、かなり熟睡できました。(大通りを走るクルマの音が少し気になりましたけど。)めったにテント泊をしないのですが、この季節のテント泊は快適です。近くの道の駅で大きなお風呂に入れたし、コース内には水量の豊富な沢もあるし、家族で来ても楽しめそうですね。

 

【当日、朝】

今回のウイナーズカップは参加者がかなり少ないようです。NBは14人だけです。なんでだろ?街から遠いからかなぁ。これまで出たコトのある試合に比べて、参加人数の少なさに少し驚きました。

 

【試合にて】

試合が始まりましたが、いつもの通り、誰かが走っているのを何度も確認しないとセクションインする勇気が出ないワタシは、今回もセクションを回るのがかなり遅いです。もう少し早く走れるようになれないとイカンなぁ。今回は人数が少ないので時間切れになるコトは無いからイイかな、と思いつつ、普段のペースで回っていました。ところが3ラップ目に入る頃(ほとんどの選手は既に走り終えていましたが)、なんとシトシトと雨が降ってくるではないですか!!

(ヤバい!ヌタヌタになったら坂が上れなくなるし、木の根も滑る!!)

焦ってしまい、少し減点を増やしてしまったかもしれません。

 

【結果】

●サダオヤヂ:14位(14台中)

1セク

2セク

3セク

4セク

5セク

6セク

7セク

8セク

9セク

1ラップ

5

1

0

5

1

3

3

5

3

2ラップ

1

0

2

5

2

0

5

5

3

3ラップ

2

0

3

5

2

3

1

0

2
総減点67、クリーン数5

 

●ワタシ(TCアニキ):8位(14台中)

1セク

2セク

3セク

4セク

5セク

6セク

7セク

8セク

9セク

1ラップ

0

1

1

2

0

2

2

0

3

2ラップ

2

0

0

1

0

2

0

5

1

3ラップ

1

0

1

0

0

3

2

0

1
総減点30、クリーン数11

 

オヤヂはとても凹んでいました。初めて選手権ポイントが付くNBの試合に出たのだから、こんなもんだと思うのですが。ワタシが初めてウイナーズに出たトキもこんな減点(60点オーバー)だったハズなので、凹むのが解らないワケではありません。あの時、ワタシは悔しくって泣いちゃいましたもん。いや、マジで。ハズカシイ〜
今回のワタシに関しては情けない減点が多すぎます。特に6セクを一度もクリーンできていないコト、7セクの2点が2回もあるコト、8セクで5点を喰らっているコトなど、、トホホホ。思い出すだけでイライラしてしまいますわ。そんな中、少し嬉しいのは4セクで一度だけ(偶然に)クリーンを出したコトでしょうか。うーん、コレだけですね、マシなのは。
こんな減点で8位だったのですが、今回、10位までポイントが付くそうです。出走が14台なので7位までだと思ってました。真ん中以下の順位なので、嬉し恥ずかしですが、ひとまず喜ぼうと思います。 

なお、サダオヤヂはワタシが走り終えるなり

「オイ!カードを見せろ!!」

とワタシのスコアカードを奪うと、血眼になってワタシの減点をチェックしています。そんなに必死になるなよー。困ったヤツです。
そして帰りのクルマの中ではブツブツとボヤいていました。

「チクショー、クヤシー。トライアルの世界は本当に情け容赦が無いんだなー。予想はしていたけど、やっぱりオイラには厳しい結果になってしまった。あぁそうさ、ビリだよ。本当にコテンパンだよー。あぁ悔し〜〜!」

まぁまぁ、そんなに思い詰めると体に毒だぞ。オレも全然、皆と同じように走れないからスゲー悔しいんだぞ。

「ウルセー!オイラが何より悔しいのはアニキとの減点差がこんなにもあるコトなんだぞ!!」

まったく、、オレをロックオンして、一体どーするの??

 

【試合後の練習】

本来なら試合後にセクション練習をしたかったトコロなのですが、早く家路に着く必要があったので、試合後の練習をせずに帰路につきました。なかなか練習に行きづらいコースなので、そこのトコロが心残りです。

2007.7
TCアニキ

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