【いよいよシェイクダウン：６月２２日（土）】
ステップや、シングルシート、ゼッケン等、佐川さんがビシっと間に合わせてくれました。シングルシートも黒く塗られて、カッコ良くなってます。（お春の初めての塗装だそうです。）ありがとうございますー！！ガソリンコックはＵＺの通勤マシンＣＤ９０から外してきました。なんとか間に合いました！
で、やってきましたＴＩサーキット英田。今日は２本走る予定です。天気も大丈夫！不安と期待の入り混じる、ドキドキワクワク初走行です。キャブのジェット確認の為、グランドスタンド裏を走ってみます。３速までしか入れられませんが、こんなもんかなぁって感じです。ホントは走る前にダイノジェット（パワーチェックする機械です）でチェックしたかったのですが。
よーし、第一ライダーのＵＺよ、コレで行っとけー！
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・１本目（９：５０〜）
コースインしたＵＺをプラットフォームから眺めつつ、ホームストレートに帰ってくるのを待ちます。この時ばかりは不安１０割です。やたらと長い約３分後、ホームストレートを通過しました。ちゃんと走らなければ、即ピットインするように云ってあるので、ホッと一安心です。
タイムは２分５５秒程度です。直線は一般的なレトロ車並には走っているように見えます。ところが、直線での排気音にバラつきがあります。どうやらジェッティングを少し外しているようです。ピットインしてくるかなぁ、とそのままにしていると、入る気配はありません。時間も無くなってきたのでピットインのボードを出しました。
メインをちょっと絞りました。作業終了後、コントロールタワーを見ると、チェッカーが振られています。それでもコースインさせてもらい、タイムは取れませんが、１周走りました。
ライダーのコメントからも、ジェットは絞った方が良かったようです。他にも「アソコは何回転だったか、ファイナルはどんな感じか、脚はどうか」と、ＵＺを質問攻めにします。ところが、タコメーターが正常な動きをしないので回転数を読めないらしいのです。針のダンパーが抜けているのかなぁ、、、う〜ん、、、こりゃまた困った…。
・ダイノジェット計測
２本目までの空き時間にダイノジェットに載せることにしました。Ａ／Ｆ計測器が壊れていたのはとても残念でした。測ってみると、ポイント点火のせいか、回転数データが時々途絶えています。なんでだろなぁ。でも変更後のジェットは外していないようだし、パワー的にもそこそこ満足のいくモノでした。今後の大切なデータになります！
・２本目（１２：３５〜）
今回は「さっきより少し追い込んで走る」というオーダーで、３０分連続走行のテストです。ストップウォッチを握る私は不安１割、期待９割です。
（タイムは出るのか？いや、出ろー！！吼えろＣＢ〜！！）
現金なもんです、、、。もはや期待ばかりです。
２０分位走った頃から、直線でエンジン音がバラつき始めたようです。これが熱ダレなのか？？その頃、ゼッケン８番のレトロノーマルＹＢに抜かれたようです。直線でも追いつきません。やはりＹＢと実力的に同じくらいなのかもしれません。ＣＢには直線で、もっと伸びてもらうはずだったのですが、、、。
タイムは結局、２分５０秒を少し切るくらいでした。ドリームのスリップを使えるとタイムアップするようです。
走行後、８番のＹＢの方に話を訊こうと探したのですが、発見できませんでした。残念。
・不具合対策
走行後、左のフォークオイルシールが抜けてました。新品を組んだばかりなのに困ったもんです。組む時にキズつけてたのか、インナーチューブのサビ跡のせいか。。。
タコメーターも壊れてたけど、どうしようもないかもしれません。
エンジンの熱ダレも気になるし、コーナーで向きが変わりづらいようなので、それもなんとかしたいし。でもそのままだろうなぁ。
そうそう、タンクとシートの塗装はやらねば！特にタンクはボロいので、ビシっと塗りたいところです。秘密の塗装工場の顔色とご機嫌を伺わないと！
【ライバル車の紹介】
僕たちのライバル（？）のＹＢを紹介します。
まずはレトロノーマルＹＢ勢の中で最速の当たりエンジンだと云われ、実際、昨年の耐久でも優勝しているグローリーホールのＹＢです。今回のライダーはＮＺＲさん・ナガイ弟のコンビです。マシンの実績とライダーの実力から、優勝候補最右翼といっていいでしょう。ＹＢレトロノーマル車のお手本のような仕上がりで、豊富に揃ったデータや実戦経験等、熟成されたレーサーです。
続いて、レトロノーマルで最も手間暇・コストが掛かっていると云われている、ピーズのＹＢお春ＳＰＬ号です。外装は佐川さんのスポーツスターのレプリカです。（詳しくはピーズのホームページで。）ワンオフのガソリンタンク、チタンコートのフォークインナーチューブ、前後１８インチ化によるドリームタイヤ（ＢＳのＢＴ３９ＳＳ）の装着、等々、垂涎のモディファイが随所に施されています。佐川さんもお春も相当入れ込んでいて、目標は当然「優勝」です。
他にも未だ面識はありませんが、いつも出場されてるＣＢ５０、ＦＳ５０やＡＣ５０も気になります。練習時にコース上で抜かれた８番のＹＢも上位に来ることでしょう。僕らも負けないように頑張らねば！！
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